やせいのへや

野生の生き物が好きでデジカメで撮ったりしています。特に昆虫が好きです。🐜

金立公園で自然散策!

 


今回は佐賀県佐賀市にある金立公園で生き物を撮影してきました!

 

ここは金立サービスエリアのすぐ隣にある公園で高速道路の途中でも降りて楽しむことができます。

 また遊具のある遊び場やバンガローもあり家族で楽しめそうな場所です。

 

早速今回の散策で見ることができた生き物たちを紹介していきたいと思います!

 

 

 

 【植物】

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コスモス

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コスモスにやってきたセイヨウミツバチ

近くにはコスモス畑もあってたくさんのコスモスの花が鑑賞できます。

花粉や蜜を求めてセイヨウミツバチがたくさんいました!

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イヌホオズキ

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イヌホオズキ

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イヌホオズキの実

一株だけ見られたイヌホオズキです。

実はまだ黒く熟してなく綺麗な緑色でした。

 

 【野鳥】

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コゲラ

控えめなドラミングの音が聞こえたので顔を見上げるとコゲラが餌を探していました。

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ノスリ

弥生の丘を登っているときに不意に飛び去って気づいたノスリ、急いでシャッターを切ってギリギリ一枚撮影できました(汗

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コサメビタキ

今回出会えた鳥で一番嬉しかったのがこのコサメビタキです!

図鑑では夏鳥となっていますが越冬するきでしょうか…?

見られたのは一羽だけで地面に降りて餌をつまんでは枝に戻ってを数回繰り返しているようでした。

 

 

【昆虫】

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ウラナミシジミ

冬は羽がボロボロになっているチョウをよく見かけますよね。

ウラナミシジミが日光浴をしていました。

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キタキチョウ

この日はよく晴れていたおかげで12月なのに色んなチョウが見られました。

個人的にキタキチョウは他のチョウに比べて中々止まってくれない気がします。

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イシガケチョウ

玉出身の僕にとっては西日本でしか見られないイシガケチョウは憧れのチョウの一つです。

今回ようやく初めてまともな写真を撮れました!

独特なこの模様がたまりませんね!

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コガタスズメバチ

やはり今年は暖かいせいかもう冬眠に入っててよさそうな昆虫が見られます。

コガタスズメバチが葉の上でじっとしていたのでカメラを向けると威嚇されて少し焦りました(笑

 

 【場所】

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【九州の自然処】油山市民の森に行ってきた!

突然ですが九州で自然観察ができる様々な場所を巡って紹介したいと思い、この記事を始めました!

第一回目に選んだのは福岡県福岡市南区にある油山市民の森

ここは油山(標高597m)の中腹にあります。

遊具やキャンプ場があったりと家族が休日に出かけるのにうってつけの場所です。

訪れたのは3月13日、早春の花を狙うことにしました。

敷地内にはビジターセンター的な施設があり、スタッフの方が親切に旬の見どころなどを教えてくれます。

そこで今見られる花の場所を教えてもらいました。

丁寧に地図にペンで道のりなどを示してくれます。(優しい!!)

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施設内の様子1

 

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施設内の様子2

貰った地図を確認しながら園内を散策、歩道沿いには植樹された木もありジンチョウゲの花がいい匂いを漂わせています。

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ジンチョウゲの花

今回の目玉はツクシショウジョウバカマサツマイナモリです!

<ツクシショウジョウバカマ

九州を中心に分布するショウジョウバカマの変種で山地の暗くて湿った場所で白くて独特な花を咲かせます。
ショウジョウバカマの花のピンク色に見慣れると全く別の花に見えます。

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ツクシショウジョウバカマ

<サツマイナモリ>

恥ずかしながらこの花の名前はスタッフの方に聞いて初めて知りました。

イントネーションも分からずどう発音してもおかしく聞こえてしまいました。

調べると漢字で「薩摩稲森」と分かり、納得!

稲森は三重の稲森山で見つかったイナモリソウのことらしい。

しかし残念ながら満開の花は見つかりませんでした...

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サツマイナモリ

どちらの花も暗い沢沿いに生えていることもあり神秘的な雰囲気を感じました。

帰りにはシジュウカラエナガの混群のそばでサンショウクイが顔を出してくれました!

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サンショウクイ

 

 油山市民の森は最初の場所に選んで良かったなと思います。

分かりやすい地図にしっかり整備された歩道、親切で生き物に詳しいスタッフもいるので初心者にぴったりの場所だと思います。

また油山の山頂への登山道もしっかりしてるので福岡市内を一望できる山頂を目指すのも良いかと思います。

駐車料金(300円)以外は入場料も特に掛からないのでお勧めです!

【読書感想】ツバメの謎

驚愕!身近なツバメには意外な秘密が!

 

【内容】

1章.ツバメとはどんな鳥?

日本にはツバメ科の鳥が5種いる。

種類によって巣の形や作る場所などに違いがあるが、家の軒先などにお椀状の巣を作るのがこの本で扱われてる日本人にも身近なツバメ。

 

2章.ツバメの1年

日本には南から順に渡ってきて3月頃から見られ始める。

ヨーロッパでは尾羽の長い雄、アメリカでは胸の赤色がモテる要素になるらしい…

つがいになったツバメは巣を作って産卵し、雄と雌の両方で子育てをする。

1年に1回繁殖するグループと2回繁殖するグループがあり、1回繁殖のツバメは一から巣を作るが2回繁殖するツバメは前年に作った巣を再利用する、しかしその年の2回目の繁殖の時には一から作り直すことが多い。

これは巣を使ってる内に寄生虫が増えてしまうことに関係してるらしい。

雛への餌は主に小さな虫だが雛に与える順番も

ある決まりがあったりする。

秋になるとツバメたちはヨシ原で集団のねぐらを形成し、みんなで東南アジアへ渡っていく。 

 

3章.意外と知らないツバメの謎

この章では主につがい外交尾について語られる。一見仲の良さそうならツバメもつがい以外の他の個体と交尾をすることがあるらしい。

しかもこの現象は鳥類の90%以上の種類で知られる普通の現象であるという。

この行動にもきちんと理由があり雄と雌どちらにとってもメリットが存在する。

このメリットが遺伝子によって論理的に説明することができる。

 

4章.調べてみよう

これだけ身近なツバメは鳥の観察対象としてもにもとても適してるし比較的簡単だ。

著者がツバメ観察のコツや注意点を解説してくれる。

 

【まとめ】

そろそろツバメがやって来る季節かなということで読んでみた。

身近なツバメでも意外と知らないことがたくさんあることに気づいた。

子育てに関しては、自分の遺伝子を残すための雄と雌の目には見えない攻防があるということがとても面白かった。

今年のツバメを見るのが益々楽しみになる。

 

 

ツバメの謎: ツバメの繁殖行動は進化する!?

ツバメの謎: ツバメの繁殖行動は進化する!?

 

 

【おススメ】

・ツバメ又は鳥に興味がある人

・鳥に関する自由研究をしたい小中学生

・毎年ツバメの巣が家の周りで見られる人

 

【読書感想】多動力

 

 

1日で読める誰でも読める自己啓発書。

【内容】

一貫して伝えていることは"何事もやる前から考え過ぎずまず始めてしまおう"ということ、そして"自分にしかできない事をしよう"ということ。

最初から時間をかけて、完璧なものを作り上げる準備をしてから実行に移るよりも、未完成でもいいからトライ&エラーを繰り返す内に洗練されてレベルの高いものが出来上がっていく。

 

即行動を起こすメリットや重要性を論理的に説明してくれるのでかなり納得できるしやる気になる。

 

テーマごとの最後のページにはTo Doリストのようになっていて実際にどのようなアクションを起こせば良いのかが分かりやすかなっていて、作者が実際に行動することを重視している

のが分かる。

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

【おススメ】

・自分がしたいことにイマイチ一歩踏み出せない人

ホリエモンの考え方に興味がある人

・行動力をつけたい人

【読書感想】ユダヤ人大富豪の教え

 

成功のためのマインド全てを学べる本。

自分が本当に好きなことに情熱を持って取り組むことが出来れば成功へ近づくことができる。

 

【内容】

周りの就職活動の雰囲気から抜け出し、起業して人生を変えたい二十歳の学生がアメリカで大富豪、ゲラー氏から成功への心得を学んでいく話。

この本では17のテーマに分けて成功の秘訣を知ることができる。

印象に残ったのは

"報酬というものはサービスの質と量"で決まるということ

良いサービスを提供するには本当に自分が好きなことを見つけることが大切でそのためにはまず、自分を知ることから始まるということ。

 

【おすすめ】

・今の自分を変えたいと思ってる人

・勇気が出ずに立ち止まっている人

・成功への心得を学びたい人

 

 

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

 

 

【読書感想】いつやるか?い今でしよ!

今やテレビでもお馴染みの東進ハイスクールのカリスマ講師、林修先生が執筆された本です。

内容としては林先生が普段どのような考えで生きているのかということが書かれています。

いわゆる自己啓発本の類になると思いますが、さすが日本でもトップクラスの受験生を相手に授業されているだけあって論理的に文章が構成されています、なので説得力が半端ないです!

・なぜ挨拶をすることが大切なのか?

・どう質問したら良いのか?

などを分かりやすく解説してくれます。

 

いつやるか? 今でしょ! (宝島SUGOI文庫)

いつやるか? 今でしょ! (宝島SUGOI文庫)

 

 

林修先生の考え方を自分に取り入れることで自分の中で物事をより広い視野を持って見ることが出来る気がします。

【印象に残った話】

"第3章 逆算の哲学"で、林先生は「目指すべきは完璧でなく満足である」と述べています。

これは目標を達成することが最優先であってそのためなら他を犠牲にする選択も必要だということです。

林先生は現代文の講師ですが現代文を勉強し過ぎないように注意することもよくあるそうです。

それは生徒の最終目標はあくまで合格することだからです。

その合格という目標から逆算してどうすれば達成することが可能かを考えて日々を送ることが大切だということです。

【おすすめ】

・思考の幅を広げたいという人

・受験を控えている中学生、高校生

林修先生の考え方に興味がある人

 

【読書感想】鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

 

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

 

 

文章はユーモアに溢れていて意外と本格的な内容。

この本の第一印象は衝撃的なタイトルとカラフルで目立つカバーのイラストでした。しかし大事なのはもちろん本の内容…とても素晴らしい!

もしかしたら人によっては読みづらいと感じるかも知れませんが分の中にアニメや漫画などのキャラクターなどを取り入れたりしていて楽しく読むことができました。

もちろん勉強にもなります!

この本に登場する鳥はあまり身近な鳥ではないと思います。

メグロアカガシラカラスバト、ミゾゴイなど…離島での鳥類調査をしている研究者ならではの話がたくさんあり見応えがあります。

【印象に残った話】

・本州の鳥は他の種類の鳥たちと生活空間が出来るだけ重ならないように棲み分けをして生きている、キツツキの様に樹の幹を利用したりウグイスの様に藪から中々でないものなど、しかし小笠原諸島は鳥の種類も少なく天敵になる哺乳類を生息しないため固有種のメグロは樹上も地面もよく利用し、昆虫や果実やヤモリなど様々なものを食べるらしい。

これは人間でいうなら本州の満員電車に対して、小笠原ではガラガラの電車に乗り座席で寝そべっているようなものであるということ。

本州と小笠原にはこういった大きな生態系の違いがあるらしい。

【おすすめ】

・鳥が好きな人

・離島の鳥に興味がある人

・生き物が好きな人全般